維持費管理 GUIDE
EV・PHEVの充電費用と電費を記録する方法|自宅充電と急速充電の管理
EVやPHEVは「燃料代」の代わりに「充電費用」がかかります。自宅充電と急速充電では単価が異なり、記録の付け方も変わります。充電量と費用を残すと、1kmあたりの実コストが見えてきます。
自宅充電は電気料金の単価(目安31円/kWh、夜間プランなら17〜26円)で計算でき、1kmあたり約3〜5円。外出先の急速充電は時間・会員制の課金で割高になり、1kmあたり約8〜15円が目安です。自宅充電中心なら、年1万km走行でエネルギー費は約4.7万円とガソリン車(約11万円)より6万円ほど安くなります。充電量(kWh)・費用・走行距離を記録すれば電費(km/kWh)と1kmコストが分かり、バッテリー状態も残すと長期管理に役立ちます。

FOR YOU
この記事がおすすめの人
- EV・PHEVの充電費用を把握したい人
- 自宅充電と急速充電のコストを比べたい人
- 電費やバッテリー状態を記録したい人
KEY POINTS
この記事の要点
- 1自宅充電は1kmあたり約3〜5円、急速充電は約8〜15円と差が大きい
- 2自宅中心なら年1万kmでガソリン車より約6万円安い試算
- 3充電量・費用・距離を記録し、電費とバッテリー状態を見える化する
CHECKLIST
EV・PHEVで記録したい項目
- 01充電した日付
- 02充電場所(自宅 / 急速 / 普通充電器)
- 03充電量(kWh)
- 04充電費用
- 05そのときの走行距離
- 06電費(km/kWh)
- 07バッテリー残量・状態(分かる場合)
STEP BY STEP
充電費用と電費を記録する手順
- STEP 01
充電のたびに量と費用を残す
充電量(kWh)と費用、充電場所を記録します。自宅充電は電気料金の単価から概算し、急速充電は実際の支払額を残します。
- STEP 02
走行距離をあわせて記録する
前回からの走行距離を記録すると、消費電力量との対応で電費を計算できます。
- STEP 03
電費(km/kWh)を計算する
走行距離を消費電力量で割ると電費が出ます。季節やエアコン使用で変動するため、傾向として見ます。
- STEP 04
1kmあたりコストを出す
充電費用を走行距離で割ると1kmあたりのコストが分かります。自宅充電と急速充電で分けて見ると違いが明確になります。
- STEP 05
バッテリー状態も定期的に残す
満充電時の航続距離やバッテリーの状態表示を定期的に記録すると、長期的な劣化の傾向を把握できます。
POINT 01
充電方法ごとの単価と1kmあたりコスト
EVのコストは充電方法で大きく変わります。自宅充電は契約している電気料金の単価で計算でき、目安は1kWhあたり約31円、夜間電力プランなら17〜26円ほどに下がります。電費6km/kWhなら1kmあたり約3〜5円です。
外出先の急速充電は便利ですが、時間課金や会員プランの料金体系で割高になりがちで、1kmあたり約8〜15円が目安。普段は自宅、長距離時だけ急速、という使い分けがコストを抑えるコツです。
| 充電方法 | 単価の目安 | 1kmあたり |
|---|---|---|
| 自宅充電(従量) | 約31円/kWh | 約5円 |
| 自宅充電(夜間プラン) | 約17〜26円/kWh | 約3〜4円 |
| 急速充電(外出先) | 時間・会員制で割高 | 約8〜15円 |
POINT 02
ガソリン車と比べてどれくらい安い?
自宅充電を中心にした場合、年1万km走行のエネルギー費はEVで約4.7万円。同クラスのガソリン車は約11万円ほどで、年間6万円前後の差になります。1kmあたりに直すと、EV(自宅充電)約5円に対しガソリン車は約11円が目安です。
ただし車両価格やバッテリー、保険、急速充電の使用割合によって総コストは変わります。実際の使い方で記録すると、自分にとっての本当の差が分かります。
| 項目 | EV(自宅充電中心) | ガソリン車 |
|---|---|---|
| 年間エネルギー費 | 約47,000円 | 約111,000円 |
| 1kmあたり | 約5円 | 約11円 |
| 差 | 年間 約6万円安い | — |
POINT 03
電費とバッテリーの状態を見える化する
電費(km/kWh)は、ガソリン車の燃費にあたる指標で、走行距離を消費電力量で割って求めます。気温が低い時期やエアコン使用時は悪化しやすいため、季節ごとの傾向として見るのが現実的です。
あわせて、満充電時の航続距離やバッテリーの状態表示を定期的に記録しておくと、長期的な劣化の傾向や、買い替え・下取り時の説明にも役立ちます。
COMMON MISTAKES
よくある失敗と直し方
NG急速充電の費用だけを見て高いと判断する
こう直す:自宅充電を含めた全体で1kmあたりコストを出します。急速充電は一部であることが多いです。
NG電費をその日の数値だけで判断する
こう直す:電費は気温やエアコンで変動します。一定期間の平均で傾向を見ます。
NGバッテリー状態をまったく記録しない
こう直す:満充電時の航続距離などを定期的に残すと、長期の劣化傾向を把握できます。
EXAMPLE
充電・電費の記録例
管理方法を比較する
| 充電方法 | 単価の目安 | 使いどころ |
|---|---|---|
| 自宅充電 | 約17〜31円/kWh | 普段の充電の中心にする |
| 急速充電 | 時間・会員制で割高 | 外出・長距離での補充 |
| 普通充電(外部) | 施設により異なる | 滞在中のついで充電 |
GARAGELOG
充電費用と電費を、車両ごとに記録する。
GarageLogなら充電費用・走行距離・整備を車両ごとにまとめ、EV・PHEVの実コストを把握できます。
FAQ
よくある質問
EVの電気代はガソリン車よりどれくらい安いですか?+
自宅充電中心の場合、年1万km走行でエネルギー費は約4.7万円。ガソリン車は約11万円ほどで、年間6万円前後の差になります。1kmあたりではEV約5円・ガソリン車約11円が目安です(2026年時点の試算)。
急速充電は自宅充電よりどれくらい高いですか?+
自宅充電は1kmあたり約3〜5円なのに対し、急速充電は約8〜15円が目安です。時間課金や会員プランの料金体系のため割高になりがちで、普段は自宅・長距離時だけ急速にすると費用を抑えられます。
電費はどう計算しますか?+
走行距離を消費電力量(kWh)で割ると電費(km/kWh)が出ます。例えば160kmを28kWhで走ったら約5.7km/kWh。気温やエアコンで変動するため、一定期間の平均で見るのが実用的です。
バッテリーの劣化はどう管理すればいいですか?+
満充電時の航続距離や車両のバッテリー状態表示を定期的に記録します。長期の傾向を残しておくと、下取りや買い替えの判断にも役立ちます。