車検 GUIDE
車検管理アプリの使い方|次回車検日・費用・書類を記録する方法
車検の有効期限は、紙の車検証なら券面に、電子車検証ならICタグに記録されています。どちらにしても、期限が近づくまで意識しない人がほとんどです。アプリに車検日を登録しておくと、更新時期を逃さず準備ができます。
車検管理アプリでできるのは、次回の車検日の把握、車検費用と整備内容の記録、車検証と定期点検記録簿の写真の保管の3つです。国土交通省の「車検証閲覧アプリ」は電子車検証のICタグを読み取って内容を見るアプリで、費用や整備を記録するアプリとは役割が別です。GarageLogは車検の満了日を入れると、ホーム画面の「これからの予定」に残り日数が出ます。iPhoneアプリは通知をオンにすると、期限の30日前と7日前に知らせます。費用は合計と、部品代・工賃・その他に分けて残せます。継続検査は満了日の2か月前から受けられるので、業者選びはその前から始めると余裕を持って比較できます。
NEXT ACTION
この記事の内容を、そのまま愛車の記録へ。
読んだ項目を忘れないうちに、GarageLogで車両ごとの履歴として残せます。

FOR YOU
この記事がおすすめの人
- 次回車検の時期を把握しておきたい人
- 車検費用と整備内容をまとめて記録したい人
- 車検証や点検記録簿をデジタルで保管したい人
KEY POINTS
この記事の要点
- 1車検の有効期限は、紙の車検証なら券面の「有効期間の満了する日」、電子車検証なら「自動車検査証記録事項」か車検証閲覧アプリで確認する
- 2次回車検日を登録し、期限の1〜3か月前から業者選びを始めると余裕がある
- 3車検費用と整備内容を記録すると、次回の見積もり比較に使える
CHECKLIST
車検管理で記録する項目
- 01車検の有効期限(「有効期間の満了する日」。電子車検証では券面に印字されない)
- 02車検時の総費用(法定費用・基本料・整備費の内訳)
- 03車検時に実施した整備・交換内容
- 04作業をした整備工場・ディーラー名
- 05次回車検の予定日(有効期限の1〜2か月前)
- 06車検証・定期点検記録簿の写真
STEP BY STEP
車検後にアプリで記録・管理する手順
- STEP 01
車検証から有効期限を確認する
紙の車検証なら、右上付近の「有効期間の満了する日」を見ます。電子車検証(ICタグ付きのA6サイズ。普通車は2023年1月4日、軽自動車は2024年1月4日以降の交付分)は券面に有効期間が印字されないため、交付時に渡される「自動車検査証記録事項」の書面か、国土交通省の「車検証閲覧アプリ」でICタグを読み取って確認します(アプリの入れ方・読み取れないときの対処は[車検証閲覧アプリの使い方](/guide/vehicle-inspection-certificate-viewer-app)にまとめています)。普通車は2年、新車登録の初回は3年が有効期間です。軽自動車も初回のみ3年で、以降は2年です。
- STEP 02
アプリに次回車検日を登録する
確認した有効期限をアプリに入力します。iPhoneアプリは通知をオンにすると、期限の30日前と7日前に知らせます。業者選びや見積もりには1か月以上の余裕があると慌てずに済みます。
- STEP 03
車検費用の内訳を記録する
車検の合計額を入力します。内訳は、部品代・工賃・その他の欄に分けて入れられます。法定費用や基本料にあたる分は「その他」の金額か「詳細説明」の欄に書いておくと、次の見積もりと見比べられます。前回の記録があると、次回の見積もりが高いか安いかの判断基準になります。
- STEP 04
整備内容を確認して記録する
車検時に交換した部品(ブレーキパッド・ワイパー・バッテリー等)を整備内容として入力します。走行距離も合わせて記録すると、次回の交換時期の参考になります。
- STEP 05
車検証と記録簿の写真を撮影する
車検証と定期点検記録簿をスマートフォンで撮影し、記録に添付します。原本は車に積んでおき、写真を手元に残すことで紛失時の再発行にも役立ちます。
POINT 01
次回車検日の確認方法
次回車検日の確認先は、手元の車検証が紙か電子かで変わります。紙の車検証(自動車検査証)なら「有効期間の満了する日」の欄に記載されています。電子車検証は券面に有効期間が印字されず、ICタグに記録されているため、交付時に渡される「自動車検査証記録事項」の書面か、国土交通省の「車検証閲覧アプリ」で読み取って確認します。電子車検証に切り替わったのは、普通車が2023年1月4日、軽自動車が2024年1月4日以降の交付分です。
車検を受けても電子車検証の券面は書き換わりません。新しい有効期間はICタグ側が更新されるため、券面の日付が前のままでも誤りではありません。どちらの車検証でも、フロントガラスに貼られた検査標章(車検シール)で満了の年月(表面)と満了日(裏面)を確認できます。
継続検査は、国土交通省のポータルの案内では有効期間の切れる2か月前から受けることができます。この期間内に通せば、次の車検の有効期間は元の満了日から数えられるため、期限が繰り上がりません。期限ぎりぎりや期限後の車検になると不利になるため、余裕を持って確認することが大切です。
| 車種 | 初回車検 | 2回目以降 |
|---|---|---|
| 普通車・小型車 | 新車登録から3年 | 以降2年ごと |
| 軽自動車 | 新車登録から3年 | 以降2年ごと |
| 軽自動車(二輪) | 新車登録から3年 | 以降2年ごと |
| 大型特殊・被けん引車 | 新車登録から2年 | 以降2年ごと |

POINT 02
車検費用を記録すると次回の見積もり比較に使える
車検費用は法定費用(自賠責保険・重量税・検査手数料)と、業者によって異なる基本料・整備費に分かれます。前回の記録が手元にあると、今回の見積もりの基本料が高いか安いか、どの整備費が増えているかを比較できます。
特に10年・10万km以上の車では整備費が増えるため、見積もりに含まれる整備内容を前回と比較することが重要です。記録があると、「この整備は本当に今必要か」を判断しやすくなります。
POINT 03
定期点検記録簿もあわせて残す
車検の記録とセットで残しておきたいのが、法定点検の結果を書く定期点検記録簿です。車検が「その時点で保安基準に適合しているかの検査」なのに対し、法定点検は「安全に使い続けるための点検」で、別の制度です。記録簿は後者を実施した証明になり、車検時に提示を求められます。
記録簿は使用者が自分で点検して記入することも認められています。自家用乗用車(四輪)の記録簿は別表第六の様式で、入手先・記号の意味・記入手順は24ヶ月点検整備記録簿の書き方にまとめています。二輪(バイク)の場合はバイクの点検整備記録簿の書き方を参照してください。4ナンバーの貨物車やトレーラなど、どの別表の様式を使うか迷う場合は点検整備記録簿の別表早見表で区分ごとに確かめられます。自分で車検に持ち込む場合の流れはユーザー車検のやり方にあります。
COMMON MISTAKES
よくある失敗と直し方
NG車検の有効期限を過ぎてから気づく
こう直す:車検後すぐに次回の期限をアプリに登録します。iPhoneアプリは通知をオンにすると、期限の30日前と7日前に知らせます。フロントガラスのステッカーだけに頼らないようにします。
NG費用だけ払って整備内容を確認しない
こう直す:整備明細書を必ず受け取り、どの部品を交換したかを確認します。記録に残すことで次回の「本当に交換が必要か」の判断根拠になります。
NG車検証を車に積んだまま写真を撮らない
こう直す:車検後に車検証と定期点検記録簿を写真に撮り、アプリに添付します。紛失・盗難時の再発行時に役立ちます。
EXAMPLE
車検記録の入力例
GARAGELOG
次回車検日を登録して、更新を忘れない。
GarageLogに車検日を登録すると、更新時期までの残り日数が分かります。iPhoneアプリは通知をオンにすると、期限の30日前と7日前に知らせます。費用・整備内容の記録もひとまとめに。
FAQ
よくある質問
次回の車検はいつですか?+
紙の車検証なら「有効期間の満了する日」の欄に記載されています。電子車検証(普通車は2023年1月4日、軽自動車は2024年1月4日以降の交付分)は券面に有効期間が印字されないため、交付時に渡される「自動車検査証記録事項」の書面か、国土交通省の「車検証閲覧アプリ」でICタグを読み取って確認します。フロントガラスの検査標章(車検シール)でも、表面で満了の年月、裏面で満了日が分かります。
車検は有効期限の何日前から受けられますか?+
国土交通省のポータルの案内では、有効期間の切れる2か月前から受けることができます。この期間内に通せば、次の有効期間は元の満了日から数えられるため、期限が繰り上がりません。持っていく書類は車検に必要な書類にまとめています。
車検費用の記録はどこに保管すればいいですか?+
GarageLogでは整備記録として、車検費用の合計と、部品代・工賃・その他に分けた内訳、整備内容、証憑写真を残せます。法定費用や基本料にあたる分は「その他」の金額か「詳細説明」の欄に書いておけます。車検証の写真も添付できるため、原本とは別にデジタルで残せます。
車検の準備はいつから始めればいいですか?+
有効期限の2〜3か月前から業者の比較・見積もりを始めると、複数社から取る余裕ができます。GarageLogのiPhoneアプリは、通知をオンにすると期限の30日前と7日前に知らせます。Web版に通知はないため、ホーム画面の「これからの予定」で残り日数を確認してください。