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バイク GUIDE

バイクの点検整備記録簿の書き方|24ヶ月点検・12ヶ月点検の様式と記入手順

車検や法定点検で登場する「点検整備記録簿」。いざ自分で書こうとすると、様式はどこで手に入るのか、どの欄に何を書けばいいのか迷いがちです。このガイドでは、二輪用の記録簿の入手から記入・保管までを手順で解説します。

バイクの記録簿をこの場で作るバイクの24ヶ月点検整備記録簿(空欄・印刷用PDF)をダウンロード

別表第七の点検項目に記号を入れていくと、A4のPDFにできます。書き始めるのにログインは要りません(保存とPDFの出力のときにログインします)。

結論

バイク(二輪)の点検整備記録簿の空欄PDFは、このページから登録不要でダウンロードできます。自動車点検基準 別表第七の点検項目を別表の順に並べたもので、24ヶ月点検用(54項目・A4・3ページ)は https://garagelog.jp/downloads/garagelog-motorcycle-inspection-record-sheet-24m.pdf 、12ヶ月点検用(35項目・A4・2ページ)は https://garagelog.jp/downloads/garagelog-motorcycle-inspection-record-sheet-12m.pdf です。印刷して手書きで記入できます。点検整備記録簿は、国が定める定期点検基準に沿って点検結果を記入する書類で、ほかにメンテナンスノートの綴じ込みページ、バイク用品店の市販様式、整備振興会の用紙でも入手できます。点検を実施したら項目ごとに「レ(異常なし)」「×(交換)」などの記号を記入し、点検日・走行距離・実施者を書いて保管します(自家用二輪=別表第七の記録簿は保存期間2年)。251cc以上のバイクは車検(継続検査)の際に提示を求められます。

NEXT ACTION

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読んだ項目を忘れないうちに、GarageLogで車両ごとの履歴として残せます。

バイクの点検整備記録簿に点検結果と走行距離を記入するイメージ
IMAGE記録簿は点検した項目に記号を入れ、点検日・走行距離・実施者まで記入して保管します。※ AIで作成したイメージ画像です。

FOR YOU

この記事がおすすめの人

  • ユーザー車検に向けて24ヶ月点検の記録簿を自分で書きたい人
  • 12ヶ月点検と24ヶ月点検の違いを整理したい人
  • 250cc以下の車検がないバイクでも点検記録を残したい人

KEY POINTS

この記事の要点

  1. 1記録簿は法定点検(12ヶ月・24ヶ月)の結果を残す書類。日常整備のメモとは別物
  2. 2様式は二輪用(別表第七に対応)を選ぶ。メンテナンスノート・バイク用品店・整備振興会・ダウンロードで入手できる
  3. 3「点検→記号を記入→日付・距離・実施者→保管」の順で書く。自家用二輪の記録簿の保存期間は2年

CHECKLIST

記録簿に記入する主な内容

  1. 01車名・型式・車台番号などの車両情報
  2. 02点検実施日と点検時の走行距離
  3. 03点検項目ごとの結果(凡例の記号で記入)
  4. 04交換した部品名と数量
  5. 05点検・整備の実施者(自分または整備事業者名)
  6. 06整備工場に依頼した場合は事業者の情報(認証番号など)
  7. 07タイヤ溝・パッド残量など測定値の欄(様式にあれば)

STEP BY STEP

点検整備記録簿の書き方 5ステップ

  1. STEP 01

    二輪用の様式を入手する

    まずメンテナンスノートに綴じ込まれた記録簿ページを確認します。なければバイク用品店の記録簿、整備振興会の様式、二輪用のダウンロード様式を用意します。四輪と点検項目が違うため、必ず二輪(バイク)用を選びます。

  2. STEP 02

    車両情報を記入する

    車検証(軽二輪は軽自動車届出済証)を見ながら、車名・型式・車台番号・ナンバーを転記します。点検時の走行距離はオドメーターを確認し、撮影しておくと転記ミスを防げます。

  3. STEP 03

    点検を実施し、項目ごとに記号を記入する

    様式の点検項目に沿って点検し、凡例に従って「レ(異常なし)」「×(交換)」「A(調整)」などを記入します。その車両に装備がない項目は、斜線を引くなど様式の指示どおりに処理します。

  4. STEP 04

    交換部品と測定値を記入する

    交換した部品名・数量と、ブレーキパッド残量やタイヤ溝の深さなど測定欄がある項目の数値を記入します。ここが埋まっていると、次回点検時の比較材料になります。

  5. STEP 05

    点検日・距離・実施者を書いて保管する

    点検実施日、点検時の走行距離、実施者(自分の氏名または整備事業者名)を記入して完成です。251cc以上は次の車検で提示できる場所に保管し、スマホで撮影してデータでも残しておくと安心です。

POINT 01

点検整備記録簿とは?車検との違い

点検整備記録簿は、法律で定められた定期点検(法定点検)を実施した結果を記録する書類です。道路運送車両法にもとづき、バイクの使用者には定期点検の実施と、その記録の保管が求められています。

混同しやすいのが車検(継続検査)との関係です。車検は「その時点で保安基準に適合しているか」を確認する検査で、法定点検は「安全に使い続けるための予防的な点検」。役割が別の制度で、記録簿は後者の実施を示す書類です。251cc以上の車検では記録簿の提示を求められます(ない場合も受検自体は可能)。

POINT 02

12ヶ月点検と24ヶ月点検(車検時)の違い

バイク(126cc以上の自家用二輪)の定期点検には、1年ごとの12ヶ月点検と、2年ごとの24ヶ月点検があります。24ヶ月点検は12ヶ月点検の項目に加えて、より踏み込んだ項目まで点検するのが特徴です。24ヶ月点検の対象は車検の有無で分かれず、250cc以下の軽二輪も対象です。車検がある251cc以上は、車検(2年ごと)の時期にあわせて24ヶ月点検を行うのが一般的です。

12ヶ月点検と24ヶ月点検の違い(自家用二輪の場合)
区分対象・時期項目数の目安
12ヶ月点検126cc以上のバイク・1年ごと35項目
24ヶ月点検126cc以上のバイク・2年ごと(251cc以上は車検の時期に実施するのが一般的)54項目(12ヶ月点検+追加項目)
日常点検すべてのバイク・走行前など適時ブレーキ・灯火・タイヤなど基本項目

POINT 03

「別表第七」とは?別表の区分一覧と別表第五との違い

二輪用の記録簿を探すと、様式名に「別表第七」と書かれているものによく行き当たります。これは自動車点検基準(省令)で定められた定期点検基準の一覧のことで、自家用の二輪自動車の定期点検基準は別表第七にまとめられています。つまり「二輪 定期点検整備記録簿 別表7」という表記は、一般的な自家用バイク用として正しい様式ですという意味です。

紛らわしいのが別表第五との違いです。別表第五は二輪自動車を除く区分(レンタカーや自家用貨物自動車など)で、二輪でも貸渡し用途などにあたるものは別表第五の二になります。自家用のバイクは別表第七、という対応さえ押さえておけば選び間違えません。

定期点検基準の別表区分(自動車点検基準 第二条・第四条第2項)
別表対象の自動車定期点検の時期記録簿の保存期間
別表第三事業用自動車・車両総重量8t以上の自家用など(被牽引自動車を除く)3か月ごと・12か月ごと1年
別表第四被牽引自動車(トレーラー)3か月ごと・12か月ごと1年
別表第五レンタカー・自家用貨物自動車など(二輪自動車を除く)6か月ごと・12か月ごと1年
別表第五の二貸渡し用途などの二輪自動車6か月ごと・12か月ごと1年
別表第六自家用乗用自動車(四輪)1年ごと・2年ごと2年
別表第七自家用の二輪自動車(一般的なバイク)1年ごと・2年ごと2年

POINT 04

250cc以下(車検なし)でも記録を残す意味

126〜250ccの軽二輪には車検がありませんが、12ヶ月ごとの定期点検の義務自体はあります。「車検がない=点検も不要」ではない点に注意が必要です。

車検がないバイクは、第三者が状態を確認する機会が一度もないまま年数が経ちます。だからこそ、点検の記録簿と日常整備の記録が、車両の状態を示す唯一の履歴になります。売却時に「オイルはいつ替えたか」「ブレーキは見ているか」を証明できるのは自分の記録だけです。

POINT 05

二輪用の記録簿(様式)の入手方法

二輪用の記録簿の様式は1種類ではなく、点検基準(別表)に対応していればどの様式でも使えます。主な入手方法は次のとおりです。

  • このページの空欄PDF:別表第七の点検項目を別表の順に並べたA4の記録簿。24ヶ月点検用(54項目・3ページ)と12ヶ月点検用(35項目・2ページ)を登録不要で配布しています。印刷して手書きで記入できます
  • メンテナンスノート:新車付属のノートに記録簿ページが綴じ込まれているのが一般的
  • バイク用品店・書店:二輪用の定期点検記録簿が市販されている
  • 整備振興会:二輪用の記録簿用紙を扱っている
  • インターネット:関係団体などが公開する二輪用様式をダウンロードして印刷
  • 整備工場・バイクショップ:点検を依頼すると、記入済みの記録簿(控え)を受け取れる

POINT 06

GarageLogでバイクの点検整備記録簿のPDFを作る

GarageLogのWeb版には、二輪自動車の定期点検基準(別表第七)の項目をそのまま並べた記録簿の作成機能があります。12ヶ月点検なら1年ごとの35項目、24ヶ月点検なら2年ごとの項目を加えた54項目が表示され、項目ごとに記号(レ・×・△・A・T・C・L・/)を選び、測定値や交換部品を備考に書けます。

点検の年月日・走行距離・整備の概要・整備完了の年月日・実施者の氏名と住所まで入力すると、A4のPDFとして保存・印刷できます。別表第七の注記(走行距離が年1,500km以下のバイクで省略できる項目など)も記録簿に印字されます。ログインしていなくても下のボタンから書き始められ、保存やPDF出力のときにログインします。入力した内容はログイン後に引き継がれます。

このページで配布している空欄の記録簿PDFとチェックシート(Excel)は登録なしで使えます。記入した記録簿を保存・PDF出力する場合はアカウントが必要です。作成した記録簿はアカウントに保存されるため、2年後の24ヶ月点検で、前回どの項目をどう判断したか、何を交換したかを見返しながら点検を進められます。

  • 項目名は法令の別表第七の原文どおりで、GarageLog独自の言い換えはしていません。このページの空欄PDFと同じ54項目です
  • 記録簿の様式そのものは法令で定められていないため、必要な記載事項がそろっていれば、この画面で作ったPDFも記録簿として使えます
  • 個々の点検方法や判断基準は、取扱説明書や整備事業者に確認してください
  • 作成できるのはWeb版(パソコン・スマートフォンのブラウザ)です。iPhoneアプリ版では作成できません

POINT 07

ダウンロードした様式が最新か確かめる|二輪は別表第五から別表第七へ変わった

二輪の記録簿を検索すると「最新の様式はどれか」で迷いがちです。理由は制度側にあります。二輪自動車の定期点検基準は、平成19年4月1日の自動車点検基準の改正で別表第五から別表第七へ移り、あわせて点検時期と点検項目が大幅に見直されました。改正前の二輪用様式は項目構成が違うため、そのままでは使えません。

この改正から時間が経った今も、インターネット上には改正前の様式や、それを元にしたコピーが残っていることがあります。ダウンロードして印刷する場合は、次の3点を確認してから使ってください。

  • 様式に「別表第七」または「二輪自動車用」と明記されているか(別表第五・別表第五の二は対象が別)
  • 点検時期の欄が「1年ごと」「2年ごと」の構成になっているか(6か月ごとの欄が主体なら別区分の様式)
  • 配布元のページに、現行の点検基準に対応した様式である旨の記載があるか

POINT 08

記入に使う主な記号(凡例)

記録簿は文章ではなく記号で点検結果を記入します。凡例は様式に印刷されているので、必ず使用する様式の凡例に従ってください。一般的によく使われる記号は次のとおりです。

記録簿でよく使われる記入記号の例(様式の凡例を優先)
記号意味
レ点検して異常なし
×交換した
△修理した
A調整した
C清掃した
T締め付けた
L給油した
/(斜線)該当装置なし・省略

POINT 09

様式の主な点検項目グループ

二輪の記録簿は、装置ごとに点検項目がグループ分けされています。自分のバイクのどの部位に対応するかをつかんでおくと、記入がスムーズになります。

二輪の点検項目グループと主な確認内容
項目グループ主な確認内容
かじ取り装置ハンドルのがた・フロントフォークの損傷やオイル漏れ
制動装置ブレーキの効き・パッド残量・フルードの量と漏れ
走行装置タイヤの溝・空気圧・ホイールのがたや損傷
動力伝達装置チェーンのたるみ・クラッチの遊び
電気装置バッテリー・スパークプラグ・灯火類の作動
原動機(エンジン)オイルの漏れ・量、エアクリーナーの汚れ
車枠・車体フレームの損傷・マフラーの取付と排気漏れ

POINT 10

バイクの点検整備記録簿の記入例|場面ごとに、どの記号を書くか

記号の意味が分かっても、実際の欄に何を書くかで手が止まりがちです。バイクでよくある場面ごとに、書く記号と、あわせて書いておくことを並べました。場面の中の項目名は別表第七の言い方をそのまま使っています。記号は上の凡例の例に合わせているので、使う様式の凡例が違うときは様式のほうに従ってください。

書き方の決まりは3つだけです。点検して問題が無ければ「レ」。作業をしたら、その作業の記号(交換は「×」、修理は「△」、調整は「A」、清掃は「C」、締め付けは「T」、給油は「L」)。その車両に付いていない装置の欄と、別表の注記で省略してよい項目を省略した欄は斜線です。空欄のまま残すと、点検したのか見落としたのかが後から分からなくなります。

交換や修理をした欄は、記号だけで終わらせません。交換した部品の名前と数を、様式の「交換部品」などの欄に書きます。記録簿には点検の結果のほかに整備の概要も書く決まりがあるためです(道路運送車両法 第49条第1項)。

場面ごとの記入例(項目名は別表第七の言い方・記号は凡例の例。様式の凡例を優先)
場面記号あわせて書くこと
「ブレーキ・ペダル及びブレーキ・レバー/遊び」が規定の範囲に入っていたレなし
「パッドの摩耗」で残りが少なく、交換した×交換部品の欄に「ブレーキパッド 前 1組」など、部品名と数
「チェーンの緩み」がゆるんでいたので張りを調整したAなし(気になった点はメモ欄に)
「ターミナル部の接続状態」が汚れていたので清掃したCなし
「ホイール・ナット及びホイール・ボルトの緩み」を締め直したTなし
「シャシ各部の給油脂状態」を確かめて、リンク部に給油したLなし
シャフト駆動・ベルト駆動で、チェーンの項目の欄がある/(斜線)該当する装置が無いことを示す
別表の注記で省略できる項目を省略した(1年あたり1,500km以下、点火プラグが白金・イリジウム)/(斜線)省略した理由をメモ欄に残すと、次の点検で分かる
自分では判断できず、バイク屋や整備工場に見てもらった結果どおりの記号実施者の欄は、その項目を点検した人の名前を書く

POINT 11

バイクの点検整備記録簿は自分で書ける|24ヶ月点検を自分でやる場合の進め方

定期点検は使用者自身が行うことも認められており、自分で実施した点検をそのまま記録簿に記入できます。実施者の欄には自分の氏名を記入します。ユーザー車検に向けて24ヶ月点検を自分でやる場合も、整備工場の押印は必要ありません。検査の予約から当日の検査ラインまでの流れはユーザー車検のやり方にまとめています。

自分でやるときは「別表第七に対応した二輪用の様式を用意する → 様式の点検項目を上から順に確認する → 判断できない項目だけ整備工場に依頼する → 記号・点検日・走行距離・実施者を記入して保管する」という流れになります。様式の点検項目そのものが点検の手順書になっているため、点検を始める前に様式を手元へ用意しておくのが近道です。このページの空欄の記録簿PDFを印刷すれば、そのまま手順書と記録簿を兼ねられます。手書きではなく入力して作りたいときは、バイク用の記録簿をこの場で作る画面で別表第七の54項目に記号を入れていくと、記入済みの記録簿をA4のPDFとして出せます(入力はログイン不要、保存とPDF出力のときにログインします)。先に結果を控えてから清書したい場合は、装置区分ごとに点検箇所を並べた点検チェックシート(Excel・記入例つき)を使ってください。パッド残量やタイヤ溝などの測定値も同じ表に残せます。

ただし、ブレーキの分解を伴う作業など「特定整備(分解整備)」に該当する範囲は、認証を受けた工場で行う必要があります。自分で対応できない項目だけ整備工場に依頼し、実施内容を分けて記録する形でも問題ありません。

POINT 12

バイクのユーザー車検に点検整備記録簿は必要か|当日の持ち物と提示のタイミング

ユーザー車検は、整備工場に任せず使用者本人がバイクを運輸支局へ持ち込んで継続検査を受ける方法です。車検があるのは251cc以上の小型二輪で、250cc以下の軽二輪には継続検査そのものがありません。

よくある疑問が「記録簿がないと受けられないのか」です。検査そのものは記録簿がなくても受けられます。ただし本来の流れは、先に24ヶ月点検を済ませてから検査を受ける「前整備」で、このとき点検結果を書いた記録簿を提示します。記録簿を出さない場合は、検査に通ってから点検整備を行う「後整備」の扱いになります。記録簿は使用者本人が点検して記入したもので構わず、整備工場の押印も必要ありません。

記録簿を出すのは、検査ラインに並ぶ前の受付(書類を提出するとき)です。当日その場で書こうとしても点検自体ができないため、点検と記入は前日までに済ませておきます。記録簿の用紙が手元に無ければ、このページの24ヶ月点検用の空欄PDFを印刷して使えます。

バイク(小型二輪)のユーザー車検で用意するもの
用意するもの入手先記録簿との関係
自動車検査証(車検証)手元の原本記録簿の登録番号・車台番号と一致しているか確認する
自賠責保険証明書保険の代理店など(継続分を事前に用意)—
軽自動車税の納税証明書市区町村(電子的に確認できる場合は省略されることがある)—
点検整備記録簿メンテナンスノート・市販様式・整備振興会の用紙・このページの空欄PDF前整備なら記入済みのものを受付で提示する
継続検査申請書・自動車重量税納付書・自動車検査票当日、運輸支局の窓口—

POINT 13

記録簿を電子化して残すメリット

紙の記録簿は紛失・水濡れ・印字の劣化と隣り合わせです。記入した記録簿をスマホで撮影し、車両管理アプリに保存しておくと、車検前に「どこにしまったか」を探す必要がなくなります。

さらに、記録簿の写真をオイル交換やタイヤ交換など日々の整備記録と同じ場所で管理すれば、法定点検と日常整備がひとつの時系列にまとまります。売却時には走行距離つきの履歴として提示でき、250cc以下のバイクでは特に有効です。排気量別の点検義務や点検項目そのものは、バイクの法定点検と日常整備で詳しく解説しています。

このページで配布している空欄の記録簿PDFとチェックシート(Excel)は登録なしで使えます。記入した記録簿の写真を整備記録に添付してアカウントに残す場合は、アカウントの登録が必要です。登録は無料です(クレジットカードの登録は不要で、Web版・iPhoneアプリ版とも全機能を無料で使えます)。残した記録は記録簿の保存期間である2年を過ぎたあとも見返せるため、次の車検のときに前回どの項目をどう判断したかを確かめながら点検を進められます。

COMMON MISTAKES

よくある失敗と直し方

NG点検せずに、車検当日に記入だけ済ませる

こう直す:記録簿は点検を実施した結果を残す書類です。事前に点検を済ませてから記入します。自分で判断できない項目は整備工場に点検を依頼します。

NG四輪用の記録簿様式を流用する

こう直す:二輪と四輪では点検項目が異なります。チェーンやフロントフォークなど二輪特有の項目がある、バイク用の様式を使います。

NG書き終えた記録簿を保管しない

こう直す:保存期間の目安は2年です。車検時の提示や売却時の履歴にもなるため、記入済みの記録簿は捨てずに保管し、撮影してデータでも残します。

DOWNLOAD

バイクの24ヶ月点検整備記録簿(空欄・印刷用PDF)をダウンロード

  • 二輪自動車の定期点検基準(自動車点検基準 別表第七)の点検項目54項目を、別表の順に並べた表。項目名は法令の原文どおり
  • 項目ごとの「1年」「2年」の区分と、結果の記号を書く欄、測定値や交換部品を書く備考欄
  • 車名・登録番号・型式・車台番号・初度登録・点検の年月日・点検時の走行距離の欄
  • 整備の概要・交換した部品・整備完了の年月日・次回点検予定・実施者の氏名と住所の欄
  • 記号の凡例(レ・×・△・A・T・C・L・/)と、別表の注記(年1,500km以下で省略できる項目など)
テンプレートをダウンロードPDF形式 / A4・3ページ / 約600KB / 登録不要

EXAMPLE

24ヶ月点検の記録メモ例(記録簿とあわせて残す内容)

点検日2026年7月10日
車両小型二輪(651cc)
走行距離18,420km
点検結果ブレーキパッド残量 前3.5mm・後4.0mm、チェーンたるみ調整
交換部品エンジンオイル・ブレーキフルード
実施者使用者本人(フルード交換は整備工場へ依頼)
保管記入済み記録簿をメンテナンスノートへ・撮影してアプリにも保存

GARAGELOG

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GarageLogならバイクを車両登録して、記録簿の写真・日常整備の履歴・走行距離をひとつの時系列で管理できます。

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FAQ

よくある質問

点検整備記録簿がなくても車検は受けられますか?+

受けられます。ただし記録簿の提示がない場合は、検査の後に点検整備を行う前提(後整備)の扱いになります。ユーザー車検なら、事前に24ヶ月点検を実施して記録簿を用意しておくのが基本の流れです。

24ヶ月点検と車検は同じものですか?+

別のものです。車検はその時点で保安基準に適合しているかの検査で、24ヶ月点検は安全に使い続けるための点検整備です。時期が重なるため一緒に扱われがちですが、記録簿に残すのは点検のほうです。

バイクの24ヶ月点検は自分でやってもいいですか?+

使用者自身が行うことが認められています。自分で点検して記録簿に記入し、実施者欄に自分の氏名を書けば、ユーザー車検にもそのまま使えます。整備工場の押印は必要ありません。ただしブレーキの分解のように「特定整備」に該当する作業は認証工場で行う必要があるため、その項目だけ整備工場に依頼して分けて記録します。

バイクの点検整備記録簿の様式はどこでダウンロードできますか?+

バイクの点検整備記録簿は、このページから空欄のPDFをダウンロードできます。二輪自動車(別表第七)の点検項目54項目を別表の順に並べたA4・3ページの24ヶ月点検用と、35項目の12ヶ月点検用があり、登録は要りません。ほかに、整備振興会などの関係団体が公開している二輪用の様式や、メンテナンスノートに綴じ込まれた記録簿ページも使えます。記録簿の様式は法令で決まっていないため、点検の年月日・点検の結果・整備の概要・総走行距離・実施者の氏名などの記載事項がそろっていれば、どの様式でも構いません。なお四輪(自家用乗用車)の様式は別表第六で、点検項目そのものが二輪と違います。入手先とダウンロードした様式の見分け方は24ヶ月点検整備記録簿のダウンロードと書き方にまとめています。

バイクの点検整備記録簿の記入例を教えてください。交換や調整をした欄には何を書きますか?+

点検して異常が無い欄に「レ」、交換した欄に「×」、修理した欄に「△」、調整した欄に「A」、清掃した欄に「C」、締め付けた欄に「T」、給油した欄に「L」を書くのが一般的な例です。たとえば「パッドの摩耗」で残りが少なく交換したら「×」、「チェーンの緩み」を張り直したら「A」です。交換や修理をした欄は、記号に加えて、交換した部品の名前と数を様式の交換部品の欄に書きます。シャフト駆動のバイクでチェーンの項目があるときや、別表の注記で省略できる項目を省略したときは斜線を引きます。記号は様式によって違うことがあるので、使う様式に印刷された凡例に従ってください。最後に、点検の年月日・そのときの総走行距離・点検した人の氏名を書きます。場面ごとの一覧は、本文の「バイクの点検整備記録簿の記入例」の表にまとめています。

ダウンロードした二輪用の様式が古いものかどうか、どこを見れば分かりますか?+

3点を確認します。①様式に「別表第七」または「二輪自動車用」と明記されているか、②点検時期の欄が「1年ごと」「2年ごと」の構成になっているか(6か月ごとの欄が主体なら別区分の様式)、③配布元が現行の点検基準に対応した様式だと明記しているか。二輪は平成19年4月1日の改正で別表第五から別表第七へ移り、点検時期と点検項目が大幅に変わったため、改正前の様式はそのままでは使えません。

「別表第七」と「別表第五」の記録簿は何が違いますか?+

別表第七は自家用の二輪自動車(一般的なバイク)の定期点検基準で、点検の間隔は1年ごと・2年ごとです。別表第五は二輪自動車を除く区分(レンタカーや自家用貨物自動車など)で6か月ごと・12か月ごと、二輪でも貸渡し用途などにあたるものは別表第五の二になります。自分のバイクを自家用で使っているなら、選ぶのは別表第七の二輪用様式です。四輪の自家用乗用車は別表第六で、書き方は24ヶ月点検整備記録簿の書き方で解説しています。

250ccのバイクにも24ヶ月点検はありますか?+

あります。250cc以下(126〜250ccの軽二輪)のバイクも、自動車点検基準の別表第七により1年ごと(35項目)と2年ごと(54項目)の定期点検の対象で、車検がないことと24ヶ月点検が不要なことは別です。車検がないので車検のタイミングに合わせる必要はなく、前回の点検から2年ごとに実施します。車検で状態を確認される機会がない分、点検と記録を自分で続ける価値はむしろ高くなります。

バイクのユーザー車検に点検整備記録簿は必要ですか?+

検査を受けるだけなら記録簿がなくても受けられます。ただし本来の流れは、先に24ヶ月点検を済ませてから検査を受ける「前整備」で、このとき点検結果を記入した記録簿を受付で提示します。記録簿を提示しない場合は、検査に通ってから点検整備を行う「後整備」の扱いになります。記録簿は使用者本人が点検して記入したもので構わず、整備工場の押印は必要ありません。

バイクのユーザー車検で記録簿を出すのはどのタイミングですか?+

検査ラインに並ぶ前の受付で、車検証や自賠責保険証明書などと一緒に提示します。当日その場で記入しようとしても点検自体ができないため、24ヶ月点検と記録簿の記入は前日までに済ませておきます。二輪用の様式は別表第七に対応したものを使い、実施者欄には自分の氏名を記入します。

記入済みの記録簿はいつまで保管すればよいですか?+

自家用の二輪(別表第七)の記録簿は、記載の日から2年間の保存が定められています(最新の規定は公式情報を確認してください)。ただし売却時に整備状況を示す材料になるため、車両を手放すまで保管しておくことをおすすめします。撮影してデータでも残しておくと紛失に備えられます。

SOURCES

参考情報

この記事の金額・制度に関する記載は、以下の公的機関の情報を参考にしています。最新の正確な内容は各機関の案内を確認してください。