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車検 GUIDE

車検証閲覧アプリの使い方|電子車検証から満了日を読み取ってPDFで保存する(控えシートつき)

電子車検証に変わってから、「次の車検はいつだったか」を券面を見ても確かめられなくなりました。満了する日はICタグの中にあり、読み取るには国土交通省のアプリが要ります。手順そのものは3つですが、つまずくところが決まっています。

車検証の控えシートをダウンロード

Excel形式(.xlsx) / A4縦1枚で印刷できます / 登録不要

結論

車検証閲覧アプリは国土交通省が配信している無料のアプリで(App Storeの価格は「無料」、デベロッパは国土交通省の自動車局登録情報処理室)、電子車検証のICタグを読み取って車検証情報を見るものです。使うには、券面に印字されたセキュリティコードを入力してからICタグを読み取ります。読み取れるのはNFC対応のスマートフォン(電子車検証特設サイトの対応機種の案内は iOS 18・26、Android 13〜16。iPadはNFC非搭載のため対象外)か、Windows 11にICカードリーダをつないだパソコンです。読み取った内容はPDFで保存でき、JSON・XML・CSV形式でも出力できます。ただし「本アプリを終了すると取得した情報は消去されます」とApp Storeの説明文にあるとおり、見るたびにICタグを読み直す必要があります。読み取れないときの原因は、車検証を素早くあてたりすぐ離したりしたこと、金属製の机の上に置いたこと、金属製のスマートフォンケースを付けたままにしたことの3つが特設サイトに挙げられており、それでも読めない場合はICタグの破損が疑われるため運輸支局等で再交付を申請します。

NEXT ACTION

この記事の内容を、そのまま愛車の記録へ。

読んだ項目を忘れないうちに、GarageLogで車両ごとの履歴として残せます。

電子車検証のどこに何が書かれているかを示した図。券面には自動車登録番号・車台番号・型式・初度登録年月などの基礎的情報とセキュリティコードが印字され、ICタグには所有者の氏名又は名称と有効期間の満了する日が記録されている。ICタグを読むには車検証閲覧アプリとNFC対応スマートフォンまたはICカードリーダ付きパソコンが必要。フロントガラスの検査標章には有効期間の満了する時期が表示され、交付時に渡される自動車検査証記録事項の書面にも同じ内容が載っている
IMAGE有効期間の満了する日は券面ではなくICタグの中にあります。アプリを使わずに確かめる道も2つあります。※ AIで作成したイメージ画像です。

FOR YOU

この記事がおすすめの人

  • 電子車検証に変わって、次の車検の満了日をどこで見るのか分からなくなった人
  • 車検証閲覧アプリを入れたものの、ICタグが読み取れずに止まっている人
  • 車検や保険の手続きで、車台番号や車両重量を聞かれて毎回アプリを立ち上げている人

KEY POINTS

この記事の要点

  1. 1満了する日は券面に印字されない。ICタグ、検査標章、記録事項の書面の3か所で確かめられる
  2. 2読み取りには券面のセキュリティコードが毎回必要。NFC対応のスマホか、ICカードリーダ付きのWindowsパソコンで読む
  3. 3アプリを終了すると取得した情報は消える。よく使う項目は別に控えておくと立ち上げ直さずに済む

CHECKLIST

読み取る前に手元にそろえるもの

  1. 01電子車検証の原本(A6サイズ相当の厚紙にICタグを貼付したもの)
  2. 02券面に印字されているセキュリティコード
  3. 03NFC対応のスマートフォン、またはICカードリーダをつないだWindows 11のパソコン
  4. 04インターネットにつながる環境(初回起動時と、PDFの出力・保存に必要)
  5. 05金属製のスマートフォンケースを外せる状態(付けたままだと読み取れないことがある)
  6. 06読み取る場所が金属製の机ではないこと

STEP BY STEP

車検証閲覧アプリで満了日を確かめる手順

  1. STEP 01

    アプリを入れる

    スマートフォンはApp Store・Google Playから、パソコンは電子車検証特設サイトからインストールします。価格はApp Storeの掲載で「無料」です。初回の起動にはインターネット接続が要ります。

  2. STEP 02

    券面のセキュリティコードを確かめる

    電子車検証の券面にセキュリティコードが印字されています。これを読み取りのたびに入力します。分からないときは券面の印字をもう一度確かめてください。特設サイトの案内は「車検証券面に印字されているセキュリティコードを確認し、再度入力を行ってください。」です。

  3. STEP 03

    セキュリティコードを入力してICタグを読み取る

    アプリにコードを入力し、車検証のICタグをスマートフォンの背面(または ICカードリーダ)にあてます。素早くあてたりすぐ離したりすると正確に読み取れません。読み取り音が鳴るまで動かさずに保ちます。

  4. STEP 04

    車検証情報を見る

    読み取りが終わると、券面に印字されない所有者の氏名又は名称と、有効期間の満了する日を含む車検証情報が表示されます。

  5. STEP 05

    必要ならPDFで保存する

    自動車検査証記録事項と同じ内容をPDFで出力できます。出力されたPDFには電子署名が付いており、改ざんされていないかを確かめられます。PDFの出力・保存はオンライン環境でのみできます。

  6. STEP 06

    よく使う項目を控えておく

    アプリを終了すると取得した情報は消えます。満了する日・車台番号・型式・車両重量のように何度も聞かれる項目は、別に控えておくと読み直さずに済みます。このページで配っている控えシートか、記録アプリに入れておく形になります。

POINT 01

満了する日は券面にない。確かめ方は3つある

2023年1月4日以降に新規登録や継続検査などの手続きをした登録車には、電子車検証が交付されています(軽自動車は2024年1月から順次)。A6サイズ相当の厚紙にICタグを貼り付けたもので、券面には継続検査などで変わらない基礎的情報だけが記載されます。有効期間の満了する日と所有者の氏名又は名称はICタグの中に移りました。

つまり、車検がいつ切れるかを券面からは読めません。確かめ方は3つあります。1つめが車検証閲覧アプリでICタグを読み取る方法、2つめが交付時に一緒に渡される「自動車検査証記録事項」の書面、3つめがフロントガラスに貼られた検査標章(車検シール)です。

検査標章で分かるのは、法律に根拠があります。道路運送車両法 第66条第3項は「検査標章には、国土交通省令で定めるところにより、その交付の際の当該自動車検査証の有効期間の満了する時期を表示するものとする。」と定めています。表面では満了の年月、裏面では満了日まで確かめられます。急いで月だけ知りたいなら、アプリを入れずに車を見にいくのが最短です。

アプリが要るのは、日付まで正確に知りたいとき、車台番号や車両重量のように券面とICタグをまたぐ項目をまとめて見たいとき、記録事項をPDFで残したいときです。

電子車検証の情報が3か所に分かれていることを示す図。左は券面で、自動車登録番号・車台番号・型式・初度登録年月・車両重量などの基礎的情報とセキュリティコードが印字され、見るのに道具は要らない。中央はICタグで、所有者の氏名又は名称と有効期間の満了する日が記録されており、読むには車検証閲覧アプリとNFC対応スマートフォンかICカードリーダ付きWindowsパソコンとセキュリティコードが必要で、アプリを終了すると情報は消える。右は車検証を使わずに確かめる2つの方法で、1つは交付時に渡される自動車検査証記録事項の書面、もう1つはフロントガラスの検査標章で、表面に満了の年月、裏面に満了日が出ており、根拠は道路運送車両法第66条第3項
FIGUREGarageLog が作った説明用の図です。券面・ICタグ・車を見て分かることを分けて並べています。

POINT 02

iPhone・Android・パソコンで、要るものが違う

読み取りの方法は2つです。NFC対応のスマートフォンで車検証にあてるか、Windowsのパソコンに ICカードリーダをつないで読むかです。

スマートフォンの場合、電子車検証特設サイトの対応機種の案内は「iOS 18,26、Android 13,14,15,16(タブレットを含むNFC対応機種に限る)」です(2026年10月15日確認)。App Storeの掲載は「iOS 14.0以降が必要です。」となっており、特設サイトの案内のほうが範囲が狭く書かれています。動かないときは、まず特設サイトの対応機種を見てください。iPadはNFC機能を搭載していないため対象外です。

パソコンの場合、特設サイトの記載は「Windows 11 バージョン25H2 ※Windows11 LTSC版含む」+ICカードリーダです。macOS向けの案内はありません。パソコンで読みたい場合は、ICカードリーダを別に用意する必要があります。

どちらの場合も、初回の起動にはインターネット接続が要ります。PDFの出力・保存もオンライン環境でのみできます。

読み取りに要るものの比較(電子車検証特設サイト・App Storeの掲載/2026年10月15日確認)
読み取る道具必要なOS別に用意するもの注意
iPhone特設サイトの案内は iOS 18・26(App Storeの掲載は iOS 14.0以降)なし(NFC内蔵)金属製ケースは外す。iPadは対象外
AndroidのスマートフォンAndroid 13・14・15・16なし(NFC対応機種に限る)タブレットはNFC対応機種のみ
WindowsのパソコンWindows 11 バージョン25H2(LTSC版含む)ICカードリーダmacOS向けの案内はない

POINT 03

読み取れないときに見るところ

「アプリは入ったのに読み取れない」で止まる人が多いところです。電子車検証特設サイトのよくある質問には、原因が3つ挙げられています。

1つめは、あて方です。「車検証をICカードリーダに素早くあてたり、すぐに車検証を離したりした場合、正確に読み取れません。」とあります。スマートフォンの背面に軽く置き、読み取りが終わるまで動かさないでください。

2つめは、周りの金属です。「車検証を金属製の机に置いた場合や金属製のスマートフォンケースを付けたまま読み取りを行った場合、正確に読み取れない可能性があります。」とあります。金属のケースは外し、木やプラスチックの台の上で読み取ります。

3つめは、ICタグそのものの破損です。あて方と場所を変えても読めない場合、「車検証のICタグが破損している可能性があるため、使用の本拠の位置を管轄する運輸支局等において、車検証の再交付申請を行ってください。」と案内されています。

セキュリティコードでつまずいた場合、特設サイトの案内は「車検証券面に印字されているセキュリティコードを確認し、再度入力を行ってください。」までで、券面から分からないときの対処は書かれていません。券面が汚れて読めない、破損しているといった場合は、再交付の相談先が同じ運輸支局等になります。

車検証閲覧アプリでICタグが読み取れないときの原因と対処を4つ並べた図。1つめはあて方で、素早くあてたりすぐ離したりすると正確に読み取れないため、背面に軽く置いて読み取りが終わるまで動かさない。2つめは周りの金属で、金属製の机の上や金属製のスマートフォンケースを付けたままだと読み取れない可能性があるため、ケースを外して木やプラスチックの台で読む。3つめは端末で、iPadはNFC非搭載のため対象外、タブレットはNFC対応機種のみ、パソコンはWindows 11とICカードリーダが必要。4つめはICタグの破損で、あて方と場所を変えても読めない場合は運輸支局等で車検証の再交付申請を行う。満了日だけなら検査標章か自動車検査証記録事項の書面で確かめられる
FIGUREGarageLog が作った説明用の図です。原因1〜3と再交付の案内は電子車検証特設サイトのよくある質問の記載によります。

POINT 04

アプリでできることと、できないこと

App Storeの説明文によると、車検証閲覧アプリでできるのは、ICタグを読み取って車検証情報を見ることのほか、「車検証情報をPDFファイルで保存することができます。」「リコール情報の確認ができます。」「次回自動車重量税額、リサイクル料金の照会ができます。」です。車検証の有効期間を知らせる通知やメールでのお知らせを受け取る機能、自動車保有関係手続のワンストップサービスの一部をオンラインで申請する機能もあります。出力はPDFのほか、JSON・XML・CSV形式にも対応しています。

一方で、読み取った内容はアプリの中に残りません。説明文に「本アプリを終了すると取得した情報は消去されます。」とあり、見るたびにICタグを読み直す必要があります。車台番号や車両重量を聞かれるたびに、車検証を取り出してコードを入れて読み直すことになります。

整備や給油の記録を残す機能もありません。このアプリは車検証の内容を見るためのもので、オイル交換がいつだったか、車検にいくらかかったかを積み上げていく用途は想定されていません。そこは別の道具の役目になります。

車検証閲覧アプリでできること・できないこと(App Storeの掲載/2026年10月15日確認)
やりたいこと車検証閲覧アプリ
券面に印字されない有効期間の満了する日を見るできる(ICタグを読み取る)
記録事項をPDF・JSON・XML・CSVで出力するできる(PDFの出力・保存はオンライン環境のみ)
リコール情報、次回の重量税額・リサイクル料金を調べるできる
満了日が近づいたら知らせてもらうできる(通知・メールのお知らせ)
読み取った内容をアプリに残しておくできない(終了すると消える)
整備・給油の履歴や費用を積み上げて残すできない(想定された用途ではない)

POINT 05

読み直さずに済ませる|控えを1か所に置く

何度も聞かれる項目は決まっています。車検の満了日、車台番号、型式、初度登録年月、車両重量です。車検の見積り、任意保険の見直し、部品の注文で出てきます。そのたびに車検証を取り出してコードを入れて読み直すのは手間なので、控えを1か所に置いておくほうが早くなります。

紙で持ちたい人は、このページで配っている控えシートに書き写してください。A4縦1枚で、券面で分かる項目とICタグを読まないと分からない項目を分けて並べています。車検の満了日から逆算した予定の欄もあります。継続検査は満了日の2か月前から受けられるので、業者の比較はその前から始められます。

紙を増やしたくない人は、記録アプリに入れる形になります。GarageLogは車ごとに車検の満了日を登録でき、ホーム画面の「これからの予定」に残り日数が出ます。iPhoneアプリは通知をオンにすると満了日の30日前と7日前の朝に知らせます(Web版に通知はないため、画面で残り日数を見る形です)。車検証の写真を記録に添付しておけば、券面の項目は写真から読めます。全機能を無料で使えます。

どちらを選んでも、電子車検証の原本は車に備え付けておく必要があります(道路運送車両法 第66条第1項)。控えは原本の代わりにはなりません。

GarageLog のホーム画面。「これからの予定」に次の整備の予定と車検の有効期限までの残り日数が並んでいる
SCREENGarageLog(Web版)の画面。車検の満了日を入れておくと、残り日数がホーム画面に出ます(サンプルデータ)。

COMMON MISTAKES

よくある失敗と直し方

NG券面を探しても有効期間の満了する日が見つからない

こう直す:電子車検証の券面には、継続検査などで変わらない基礎的情報だけが記載されます。有効期間の満了する日はICタグの中です。アプリを使わずに確かめるなら、フロントガラスの検査標章(車検シール)か、交付時に渡される「自動車検査証記録事項」の書面を見てください。

NGiPadに入れようとして動かない

こう直す:iPadはNFC機能を搭載していないため、電子車検証特設サイトで動作対象外とされています。NFC対応のiPhone・Androidか、ICカードリーダをつないだWindowsのパソコンを使ってください。

NGケースを付けたまま、金属の机の上で読み取ろうとする

こう直す:特設サイトは「車検証を金属製の机に置いた場合や金属製のスマートフォンケースを付けたまま読み取りを行った場合、正確に読み取れない可能性があります。」としています。ケースを外し、木やプラスチックの台の上で読み取ってください。

NG何度やっても読み取れないので、あきらめて放置する

こう直す:ICタグが破損している可能性があります。特設サイトの案内は「使用の本拠の位置を管轄する運輸支局等において、車検証の再交付申請を行ってください。」です。満了日そのものは検査標章か記録事項の書面で分かるので、先にそちらで確かめてから再交付に動けます。

NG読み取ったPDFを印刷して、正式な控えとして渡す

こう直す:PDFに付いている電子署名で真正性を確かめられるのは電子データのときだけで、印刷物では確かめられないと注意書きがあります。提出先が原本や署名つきのデータを求めている場合は、印刷物では足りないことがあります。

NG電子車検証になったので車に積まなくてよいと思う

こう直す:道路運送車両法 第66条第1項は「自動車は、自動車検査証を備え付け、かつ、国土交通省令で定めるところにより検査標章を表示しなければ、運行の用に供してはならない。」と定めています。電子車検証も従来と同じく車に備え付けておく必要があります。

DOWNLOAD

車検証の控えシートをダウンロード

  • 「車検証の控え」シート:アプリで読み取った内容のうち、手続きで何度も聞かれる項目を書き写す表(自動車登録番号・車台番号・型式・原動機の型式・初度登録年月・車両重量・車両総重量・有効期間の満了する日・使用の本拠の位置など)
  • 券面で分かる項目とICタグを読まないと分からない項目を、表の中で分けて並べています
  • 車検の満了日から逆算した予定の欄(継続検査を受けられるのは満了日の2か月前から)
  • 「使い方」シート:読み取りの手順、読み取れないときの3つの原因、アプリを使わずに満了日を確かめる2つの方法、法令の根拠
テンプレートをダウンロードExcel形式(.xlsx) / A4縦1枚で印刷できます / 登録不要

GARAGELOG

満了日を読み直さなくて済むように。

GarageLogは車ごとに車検の満了日を登録でき、ホーム画面に残り日数が出ます。車検証の写真と、車検にかかった費用の内訳もまとめて残せます。全機能無料です。

車を登録して満了日を入れる車両履歴のサンプルを見る

FAQ

よくある質問

車検証閲覧アプリは無料ですか?+

無料です。App Storeの掲載では価格が「無料」、デベロッパは国土交通省の自動車局登録情報処理室(MLIT, Logistics and Road Transport Bureau Registration and Information Division)、著作権表記は国土交通省となっています(2026年10月15日確認)。Google Playでも配信されており、パソコン向けは電子車検証特設サイトからインストールします。

車検証閲覧アプリはどこからダウンロードできますか?+

iPhoneはApp Store、AndroidはGoogle Playから入れられます。パソコン向けは国土交通省の電子車検証特設サイト(https://www.denshishakensho-portal.mlit.go.jp/)のアプリの案内のページからインストールします。初回の起動にはインターネット接続が必要です。

電子車検証の有効期間の満了する日はどこを見ればわかりますか?+

券面には印字されていません。満了する日はICタグの中に記録されているため、車検証閲覧アプリで読み取るか、交付時に一緒に渡される「自動車検査証記録事項」の書面を見ます。アプリも書面も手元にないときは、フロントガラスの検査標章(車検シール)で確かめられます。検査標章には有効期間の満了する時期を表示すると定められており(道路運送車両法 第66条第3項)、表面で満了の年月、裏面で満了日が分かります。

車検証閲覧アプリでICタグが読み取れません。どうすればよいですか?+

電子車検証特設サイトのよくある質問では、原因として3つが挙げられています。1つめはあて方で、「車検証をICカードリーダに素早くあてたり、すぐに車検証を離したりした場合、正確に読み取れません。」。2つめは周りの金属で、「車検証を金属製の机に置いた場合や金属製のスマートフォンケースを付けたまま読み取りを行った場合、正確に読み取れない可能性があります。」。この2つを直しても読めない場合はICタグの破損が疑われ、「使用の本拠の位置を管轄する運輸支局等において、車検証の再交付申請を行ってください。」と案内されています。満了日だけを知りたいなら、検査標章か記録事項の書面で先に確かめられます。

iPadで車検証閲覧アプリは使えますか?+

使えません。電子車検証特設サイトは、iPadは「NFC機能を搭載していないため動作対象外」としています。NFC対応のiPhoneかAndroidのスマートフォン、またはICカードリーダをつないだWindowsのパソコンを使ってください。Androidのタブレットも、NFC対応機種に限られます。

パソコンで車検証を読み取るには何が必要ですか?+

Windowsのパソコンと、別売のICカードリーダが必要です。電子車検証特設サイトの記載は「Windows 11 バージョン25H2 ※Windows11 LTSC版含む」+ICカードリーダです(2026年10月15日確認)。macOS向けの案内はありません。スマートフォンで読む場合はICカードリーダは要りません。

読み取った車検証の情報をPDFで保存できますか?印刷してもよいですか?+

PDFで保存できます。出力される内容は「自動車検査証記録事項」と同じで、ICタグの内容も含みます。PDFには電子署名が付いており、改ざんされていないかを確かめられます。ただし電子署名で真正性を確かめられるのは電子データのときだけで、印刷物では確かめられないという注意書きがあります。PDFの出力・保存はオンライン環境でのみできます。JSON・XML・CSV形式でも出力できます。

セキュリティコードは毎回入力するのですか?+

はい。読み取りのたびに、車検証券面に印字されているセキュリティコードを入力してからICタグを読み取ります。コードが合わないときの案内は「車検証券面に印字されているセキュリティコードを確認し、再度入力を行ってください。」までで、券面から読み取れない場合(汚れ・破損)の対処は特設サイトに書かれていません。再交付の相談先はICタグ破損の場合と同じ運輸支局等になります。

アプリで読み取った情報はアプリの中に残りますか?+

残りません。App Storeの説明文に「本アプリを終了すると取得した情報は消去されます。」とあり、閲覧するにはICタグを再度読み取る必要があります。車検の満了日や車台番号のように何度も使う項目は、別に控えておくか、記録を残せるアプリに入れておく形になります。

電子車検証になっても、車検証は車に積んでおく必要がありますか?+

必要です。道路運送車両法 第66条第1項は「自動車は、自動車検査証を備え付け、かつ、国土交通省令で定めるところにより検査標章を表示しなければ、運行の用に供してはならない。」と定めています。電子車検証も自動車検査証なので、従来の紙の車検証と同じく車に備え付けておきます。アプリで出力したPDFや、書き写した控えは原本の代わりになりません。

車検証閲覧アプリで整備記録もつけられますか?+

つけられません。このアプリは電子車検証のICタグを読み取って車検証情報を見るためのもので、オイル交換や車検の履歴・費用を積み上げて残す機能はありません。整備や給油の記録を残したい場合は別のアプリを使います。選び方は車管理アプリのおすすめ比較、車検の満了日と費用に絞った使い方は車検管理アプリの使い方にまとめています。

SOURCES

参考情報

この記事の金額・制度に関する記載は、以下の公的機関の情報を参考にしています。最新の正確な内容は各機関の案内を確認してください。

  • 国土交通省 電子車検証特設サイト アプリの概要・事前準備対応環境「iOS 18,26、Android 13,14,15,16(タブレットを含むNFC対応機種に限る)」「Windows 11 バージョン25H2 ※Windows11 LTSC版含む」+ICカードリーダ。iPadは「NFC機能を搭載していないため動作対象外」。手順は「券面に記載のセキュリティコードを入力し、ICタグを読取」。出力内容は自動車検査証記録事項と同じでPDFに電子署名が付き、印刷物では真正性を確認できない。PDFの出力・保存はオンライン環境のみ。JSON・XML・CSV形式でも出力可(2026年10月15日確認)
  • 国土交通省 電子車検証特設サイト よくある質問「2023年1月4日以降に新規登録や継続検査等、従来であれば紙の車検証が新しく発行される手続きを行った車両について電子車検証が発行されています。」「A6サイズ相当の厚紙にICタグを貼付したものになります。」ICタグの格納事項は「(券面記載事項に加え)所有者の氏名又は名称、有効期間の満了する日など」。読み取り不良の原因3点と、ICタグ破損時の再交付申請の案内(2026年10月15日確認)
  • App Store 車検証閲覧アプリ価格「無料」。デベロッパ「MLIT, Logistics and Road Transport Bureau Registration and Information Division」、著作権表記は国土交通省。「iOS 14.0以降が必要です。」「車検証情報をPDFファイルで保存することができます。」「リコール情報の確認ができます。」「次回自動車重量税額、リサイクル料金の照会ができます。」「本アプリを終了すると取得した情報は消去されます。」バージョン7.0.0(2026年10月15日確認)
  • e-Gov法令検索 道路運送車両法 第六十六条第66条第1項「自動車は、自動車検査証を備え付け、かつ、国土交通省令で定めるところにより検査標章を表示しなければ、運行の用に供してはならない。」第66条第3項「検査標章には、国土交通省令で定めるところにより、その交付の際の当該自動車検査証の有効期間の満了する時期を表示するものとする。」(2026年10月15日確認・法令APIで条文を取得)