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車検 GUIDE

車検に必要な書類|店に出す場合と自分で持ち込む場合の持ち物(準備チェックシートつき)

車検の前に迷うのは、「結局なにを持っていけばいいのか」です。車検証と自賠責の証明書は車に載せたままのことが多く、納税証明書は要るとも要らないとも書かれています。店に出す場合と、自分で検査場に持ち込む場合で、用意するものは大きく変わります。先に分けて並べておけば、当日に出直さずに済みます。

車検の準備チェックシートをダウンロード

Excel形式(.xlsx) / 10KB / 登録不要

結論

店に出す車検で用意するのは、自動車検査証(車検証)と自賠責保険(共済)証明書の2つが基本です。電子車検証の人は、一緒に交付された「自動車検査証記録事項」の紙も持っていきます。認印を求められることもあります。納税証明書は、運輸支局や軽自動車検査協会が納付を電子的に確認できるため、原則として提示が不要です。ただし納付してすぐのとき、名義変更や住所変更の直後、過去に未納があったときは提示が必要になります。自分で検査場に持ち込む(ユーザー車検)場合は、これに加えて申請書(OCR申請書 専用3号様式)・自動車検査票・手数料納付書・自動車重量税納付書が必要ですが、この4つは当日に運輸支局などの窓口で受け取れます。点検整備記録簿も継続検査の必要書類に挙げられています。継続検査は、車検証の有効期間の満了日の2か月前から受けられます。

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車検に持っていくものを3つのまとまりで示した図。どの車検でも要るもの(自動車検査証、自賠責保険の証明書、認印)、納税証明書は原則不要だが納付直後などは要る、自分で持ち込む場合に足すもの(申請書・自動車検査票・手数料納付書・自動車重量税納付書は当日に窓口で受け取る、点検整備記録簿)
IMAGE車検の持ち物は、「どの車検でも要るもの」と「自分で持ち込むときだけ要るもの」に分けると整理できます。※ AIで作成したイメージ画像です。

FOR YOU

この記事がおすすめの人

  • はじめて自分で車検の予約をする人
  • 納税証明書が要るのか分からない人
  • 自賠責保険の証明書が見つからない人

KEY POINTS

この記事の要点

  1. 1基本は車検証と自賠責保険の証明書の2つ。電子車検証なら「自動車検査証記録事項」の紙も
  2. 2納税証明書は原則不要。ただし納付してすぐ・名義変更の直後・未納があったときは要る
  3. 3申請書・検査票・納付書は、自分で持ち込む場合に当日の窓口で受け取る書類

CHECKLIST

車検に持っていくもの(自家用の四輪)

  1. 01自動車検査証(車検証)。電子車検証は「自動車検査証記録事項」の紙も
  2. 02自賠責保険(共済)証明書。更新後の有効期間を満たすもの
  3. 03納税証明書(提示が必要な場合のみ)
  4. 04認印(求められることがある)
  5. 05点検整備記録簿(前回の分と、記入した今回の分)
  6. 06ホイールのロックナットのアダプター(付いている車のみ)
  7. 07自分で持ち込む場合:検査の予約、申請書・検査票・納付書(当日に窓口で受け取る)

STEP BY STEP

車検の書類をそろえる手順

  1. STEP 01

    満了日を確かめる

    車検証の「有効期間の満了する日」を見ます。電子車検証は券面に印字されないので、「自動車検査証記録事項」の紙か車検証閲覧アプリで確かめます。継続検査は満了日の2か月前から受けられます。

  2. STEP 02

    車の中を先に探す

    車検証と自賠責保険の証明書は、車に載せておく決まりがあるため、ダッシュボードの中に入っていることが多いです。先にここを見ます。

  3. STEP 03

    自賠責の証明書を確かめる

    有効期間が、更新後の車検の有効期間を満たしているかを見ます。見つからないときは、契約している保険会社・共済に再発行を頼みます。

  4. STEP 04

    納税証明書が要るか判断する

    納付してから日が浅いとき、名義変更・住所変更の直後、過去に未納があったときは持っていきます。迷ったら持っていくほうが、当日に出直さずに済みます。

  5. STEP 05

    出す先に合わせて足す

    店に出すなら、予約のときに「ほかに要るものはありますか」と聞きます。自分で持ち込むなら、検査の予約を取り、当日に窓口で申請書・検査票・納付書を受け取ります。

  6. STEP 06

    終わったら車に戻す

    新しい車検証・検査標章・自賠責の証明書を受け取り、次の満了日を控えます。車検証・自賠責の証明書・点検整備記録簿は車に戻しておきます。

POINT 01

持ち物は「どの車検でも要るもの」と「自分で持ち込むときだけ要るもの」に分かれる

車検の持ち物を調べると、長い一覧が出てきて迷います。これは、店に出す場合と、自分で検査場に持ち込む場合(ユーザー車検)がまとめて書かれているからです。先にこの2つを分けると、用意するものはぐっと減ります。

どの車検でも手元から持っていくのは、自動車検査証(車検証)と自賠責保険(共済)証明書です。2023年1月(軽自動車は2024年1月)以降に交付された電子車検証の人は、一緒に渡された「自動車検査証記録事項」の紙も持っていきます。券面に有効期間が印字されないためです。認印を求められることもあります。

一方、申請書(OCR申請書 専用3号様式)・自動車検査票・手数料納付書・自動車重量税納付書は、国土交通省が継続検査の必要書類として挙げている書類ですが、当日に運輸支局などの窓口で受け取るものです。店に出す場合は店が用意するので、自分で準備する必要はありません。

車検の持ち物を3つのまとまりに分けた表。どの車検でも手元から持っていくもの=自動車検査証(車検証。電子車検証は自動車検査証記録事項の紙も)、自賠責保険(共済)証明書(更新後の有効期間を満たすもの)、認印(求められることがある)。条件つきで要るもの=納税証明書(納付してすぐ・名義変更や住所変更の直後・過去に未納があったとき)、ホイールのロックナットのアダプター(付いている車のみ)。自分で持ち込む場合だけ要るもの=検査の予約、申請書(OCR申請書 専用3号様式)、自動車検査票、手数料納付書、自動車重量税納付書(この4つは当日に窓口で受け取る)、点検整備記録簿、指定整備なら保安基準適合証
FIGUREGarageLog が作った説明用の図です。配布している準備チェックシート(Excel)の区分と同じ並びです。

POINT 02

納税証明書は原則として要らない。要るのはこんなとき

いちばん迷うのが納税証明書です。国土交通省のポータルは、継続検査の必要書類のうち納税証明書について「原則として不要」と案内しています。都道府県や市区町村が納付の情報を送り、運輸支局や軽自動車検査協会が納付の有無を電子的に確認できるようになったためです。

普通車(自動車税)では、たとえば宮城県は2015年4月1日からこの仕組みになっており、「自動車税及び延滞金の未納がない場合に限る」としています。電子化が始まった時期は都道府県ごとに違うので、自分の住んでいる都道府県の案内を見てください。

軽自動車(軽自動車税)では、軽JNKS(軽自動車税納付確認システム)で軽自動車検査協会が納付状況を確認できるようになり、提示は原則として不要になりました。熊本市は、納税証明書(継続検査用)の発送そのものをやめると案内しています。

ただし、どちらにも例外があります。共通するのは「システムにまだ反映されていない」場合です。反映までの時間は、宮城県の案内で最大2週間程度、軽自動車の納付確認では熊本市の案内でおよそ1〜3週間とされ、納付の方法によって変わります。納付してから日が浅いときは、領収の印がある納税証明書を持っていくのが確実です。

納税証明書の提示が必要になる場合
どんなとき普通車(自動車税)軽自動車(軽自動車税)
納付してから日が浅い要る(反映まで最大2週間程度・宮城県の案内)要る(反映までおよそ1〜3週間・熊本市の案内)
過去に未納・延滞金がある要る(未納がない場合に限り省略できる)要る
名義変更・住所変更の直後都道府県の案内で確かめる要る(熊本市の案内)
中古車を買った直後都道府県の案内で確かめる要る(熊本市の案内)
上のどれにも当たらない原則として要らない原則として要らない
二輪の小型自動車(250ccを超えるバイク)電子化の対象外。市町村の納税証明書が要る—
納税証明書が要るかどうかを順に判断する図。最初の問いは「250ccを超えるバイクか」で、はいなら市町村の納税証明書が必要。いいえなら次の問いは「過去に未納や延滞金があるか」で、はいなら必要。いいえなら次は「納付してから日が浅いか(普通車は最大2週間程度、軽自動車はおよそ1〜3週間)」で、はいなら領収の印がある納税証明書を持参。いいえなら次は「名義変更・住所変更・中古車の購入の直後か」で、はいなら納税先の案内で確認。いいえなら原則として提示は不要
FIGUREGarageLog が作った説明用の図です。判断の順は、宮城県と熊本市の案内をもとにしています。最後は納税先の案内で確かめてください。

POINT 03

自賠責保険の証明書が見つからないとき

自賠責保険(共済)証明書は、車検証と一緒に車に載せておく決まりのある書類です。車検のときは、更新後の車検証の有効期間を満たすものが必要になります。有効期間が足りない場合は、車検のときに合わせて加入し直します。

見つからないときは、契約している保険会社・共済に再発行を頼みます。どこと契約しているか分からない場合は、前回の車検の明細や、車検のときに渡された書類の束を探すと保険会社の名前が出てきます。手配には時間がかかるので、満了日の直前ではなく、2か月前の受検できる時期に入ったら先に確認しておくと安全です。

車検証・自賠責保険の証明書・点検整備記録簿は、車に載せておく書類です。車検が終わったら、新しいものに入れ替えて車に戻します。

POINT 04

点検整備記録簿はどう用意するか

点検整備記録簿は、国土交通省が継続検査の必要書類として挙げている書類です。店に出す場合は、点検をした店が作って付けてくれます。自分で持ち込む場合は、自分で点検して記入したもので構いません(整備工場の押印は要りません)。指定整備工場(民間車検場)で受けた場合は、保安基準適合証が代わりになります。

記録簿がなくても検査そのものは受けられますが、その場合は点検を車検のあとに回す申告になり、定期点検の実施と記録の保管は使用者の義務として残ります。

前回の記録簿が手元にあるなら、一緒に持っていくと点検した日と走行距離の続きが分かります。用紙は、別表第六の空欄のPDFを登録なしで配布しています。項目に入力してA4のPDFとして出せる作成画面もあります。

POINT 05

次の車検で同じことを探さないために

車検のたびに同じものを探すのは、満了日と前回の中身が手元に残っていないからです。終わったあとに3つだけ残しておくと、次は探す時間がほとんど要らなくなります。

1つめは、次の満了日です。2つめは、今回の明細(何を交換したか)です。3つめは、そのときの走行距離です。この3つがあると、次の車検で「前回は何をしたか」「次は何が来そうか」が先に分かります。

GarageLog では、車両に車検の満了日を登録すると、満了日までの日数と予定が出ます。整備の記録に「車検・点検」のカテゴリがあり、日付・走行距離・内容・金額と、明細やレシートの写真を一緒に残せます。記録簿そのものを紙で持っておきたい人は、写真として同じ記録に付けておく使い方もできます。

POINT 06

配布している準備チェックシート(Excel)

印刷して使える準備チェックシートを配布しています。用意するものが「どの車検でも」「店に出す場合」「自分で持ち込む場合」「前の日までに」「終わったら」の区分で並んでいて、「どこで手に入るか」の欄が付いています。

上の欄に満了日と予約の日、出す先を書いてから、上から順に確かめて ✓ を入れていく使い方です。自分に当てはまらない行は「/」で消します。店に出す人は、「自分で持ち込む場合」の窓口で受け取る4行を消して構いません。

「終わったら」の区分には、新しい車検証と検査標章を受け取ったか、書類を車に戻したか、次の満了日を控えたかが入っています。ここまで済ませておくと、次の車検で探すものが減ります。

COMMON MISTAKES

よくある失敗と直し方

NG納税証明書は要らないと思い込んで、当日に出直す

こう直す:原則は不要ですが、納付してすぐのときは納付の情報がシステムに反映されていません。宮城県の案内では最大2週間程度、軽自動車の納付確認では熊本市の案内でおよそ1〜3週間かかります。納付してから日が浅いときは、領収の印がある納税証明書を持っていきます。

NG自賠責保険の証明書を前の日に探し始める

こう直す:再発行には手配の時間がかかります。満了日の2か月前に受けられるので、早めに車の中を確認しておきます。

NG自賠責の有効期間が足りていない

こう直す:自賠責の証明書は、更新後の車検の有効期間を満たすものが必要です。期間が足りない場合は、車検のときに合わせて加入し直します。

NG250ccを超えるバイクも同じだと考える

こう直す:二輪の小型自動車は自動車税の納付確認の電子化の対象外で、市町村が交付する納税証明書が必要です(宮城県・富山県の案内)。この記事は自家用の四輪を前提にしています。

NG点検整備記録簿を用意しない

こう直す:点検整備記録簿は、国土交通省が継続検査の必要書類として挙げている書類です。指定整備工場で受けた場合は保安基準適合証が代わりになります。

DOWNLOAD

車検の準備チェックシートをダウンロード

  • 「車検の準備」シート:24行のチェックリスト。区分・用意するもの・どこで手に入るか・用意・メモの5列
  • 区分は「どの車検でも」「店に出す場合」「自分で持ち込む場合」「前の日までに」「終わったら」
  • A4 縦で1ページ幅に収まる設定。書き足せる空行つき
  • 「使い方」シート:満了日の確かめ方、自賠責が見つからないときの手配、納税証明書の判断
テンプレートをダウンロードExcel形式(.xlsx) / 10KB / 登録不要

GARAGELOG

次の車検で、同じものを探さない。

GarageLogは、車検の満了日までの日数と、今回の明細・走行距離・写真を車ごとに残せます。次に出すときの手がかりになります。

車を登録して記録をはじめる車両履歴のサンプルを見る

FAQ

よくある質問

車検に必要な書類は何ですか?+

店に出す場合は、自動車検査証(車検証)と自賠責保険(共済)証明書の2つが基本です。電子車検証の人は、一緒に交付された「自動車検査証記録事項」の紙も持っていきます。認印を求められることもあります。納税証明書は原則として提示が不要ですが、納付してすぐのときなどは必要になります。自分で検査場に持ち込む場合は、これに加えて申請書(OCR申請書 専用3号様式)・自動車検査票・手数料納付書・自動車重量税納付書・点検整備記録簿が必要で、前の4つは当日に運輸支局などの窓口で受け取れます。

車検に納税証明書は必要ですか?+

原則として必要ありません。都道府県や市区町村が納付の情報を送り、運輸支局や軽自動車検査協会が納付の有無を電子的に確認できるためです。ただし、納付してから日が浅いとき(反映まで普通車は最大2週間程度・軽自動車はおよそ1〜3週間かかります)、過去に未納や延滞金があるとき、名義変更や住所変更、中古車の購入の直後は提示が必要になります。250ccを超えるバイクは電子化の対象外で、市町村が交付する納税証明書が必要です。

納税証明書をなくしました。どうすればよいですか?+

納付が電子的に確認できる状態なら、そのまま車検を受けられます。提示が必要な場合は、普通車は都道府県の県税事務所、軽自動車は市区町村の窓口で交付を受けられます。納付してすぐのときは、金融機関やコンビニなどで納付したときの領収の印がある納税証明書が使えます。

自賠責保険の証明書が見つかりません。車検は受けられますか?+

証明書そのものが必要なので、再発行の手配をしてください。契約している保険会社・共済に頼みます。どこと契約しているか分からないときは、前回の車検の明細や、そのときに渡された書類の束に保険会社の名前が出ていることが多いです。手配に時間がかかるので、満了日の直前ではなく早めに探してください。

軽自動車の車検で必要な書類は、普通車と違いますか?+

手元から持っていくもの(車検証・自賠責保険の証明書)は同じです。違うのは手続きの窓口で、軽自動車は軽自動車検査協会です。納税証明書は、軽JNKS(軽自動車税納付確認システム)で軽自動車検査協会が納付状況を確認できるため、原則として提示が不要になっています。納付してすぐのときや、名義変更・住所変更・中古車の購入の直後、過去に未納があったときは必要です。

車検はいつから受けられますか?+

国土交通省のポータルの案内では、有効期間の切れる2か月前から受けることができます。満了日は、紙の車検証なら「有効期間の満了する日」の欄にあります。電子車検証は券面に印字されないため、一緒に交付された「自動車検査証記録事項」の紙か、国土交通省の車検証閲覧アプリで確かめます。

点検整備記録簿は自分で書いたものでよいですか?+

自分で点検して記入したもので構いません。整備工場の押印は要りません。指定整備工場(民間車検場)で受けた場合は、保安基準適合証が代わりになります。記録簿がなくても検査そのものは受けられますが、その場合は点検を車検のあとに回す申告になり、定期点検の実施と記録の保管は使用者の義務として残ります。用紙は、このサイトで別表第六の空欄のPDFを登録なしで配布しています。

SOURCES

参考情報

この記事の金額・制度に関する記載は、以下の公的機関の情報を参考にしています。最新の正確な内容は各機関の案内を確認してください。